さいたま市の川合運輸株式会社です

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富士山

富士山直下に活動層が新たに見つかったとニュースで見ました。
以前より活断層の調査は行われていたのでしょうが、新たに見つかるということは、まだ発見されていないものはたくさんある、ということなのでしょうか。
なんとも大変な地面の上に住んでいるものだと思いますが、富士山といえば最近、噴火の兆候か?などという記事も目にします。
そもそも子供向けの本などでも「富士山は休火山なので噴火する可能性がある」ということは読んでいましたので、まさかとは思いません。二十数年前に日付まで断言(予言?)した本が出たことがありましたが。

比較的近いところで噴火が実際に起きると、その影響は甚大で、自動車の走行ひとつとってもその障害は大変です。
オイルやオイルフィルタ、エアクリーナーなどは、相当な頻度で交換しなくてはなりません。単に走行距離数の目安であてはめると極端な場合、毎日交換が必要になってしまいます。他にもワイパーを使用するとウィンドガラスに傷がつくなど。
そもそも、灰を巻き上げるという理由で通行規制自体が行われるかもしれません。

参考サイト 火山灰への備え

宮城磯治:揮発性成分の火山学のページ

復興とトラック

トラック協会主催の復旧・復興支援の事業者としても役割と題したセミナーに参加しました。
震災から1年が経過し、本格的な復興事業が開始することにより、今後5年程度にわたり関東から東北への輸送需要が高まるとの事です。
輸送品目としては建材などが主になるのだろうと思いますが、数年間に限定される需要であるために、必ずしも車両や設備ふやすことが難しいという事情があります。又、東北から関東への貨物は見込めない、燃料費は高止まりしているといった問題もあります。
震災後は、自動車を運ぶ陸送車の不足で、その輸送の手配が難しいという状況は既に起きています。
繁忙期を中心に車両の手配がつかなくなるという事態も生じるかもしれません。

 

埼玉会館のタイル

昨日の埼玉会館の搬入口で待機している車両です。早朝から夕方まで乗務員さんも大変です。
前川國男氏設計の埼玉会館。最近、歩いて脇を通るたびにこの茶色のタイルが目につきます。打ち込みタイルといって、コンクリートの型枠の役目をしながら固定されたもので、貼り付けられたものではないそうです。

今の埼玉会館は2代目なのですね。昭和天皇の御成婚を記念しての建設だったそうですが、現在の建物も大ホールと会議室のある棟と2つになっていますが、初代会館も本館と別館で出来ており、当時景気の良かった蚕糸業の会社が事務所としてこの場所を使用したいとの希望があったことも建設への推進力になったようです。今で言えば民活みたいなものですかね。
事務所がある別館の屋上は、屋上庭園となっていましたから、現在の建物にも通じるものがありますね。

海外の中古トラック

トラックの走行距離の事を書きましたが、通常の寿命を終えたと思われるトラック。
いつもはディーラーさんに引き取ってもらいますが、昨年末は試みに海外へ売却する業者さんに見積を頼みました。

もともとディーラーさんの場合、以前は新車の購入時の下取りと値引きが一緒になっていたりと、こちらから見るとグレーゾーンでしたが、一時期の全く査定が出ない時期(小型車はお金を払って処分してもらっていた時期も)を過ぎて、最近はそれなりの金額を提示されるようになりました。ですので業者さんの場合、競争もあるので、そこにある程度上乗せしたという感じの値段でした。

ところで素朴な疑問。それだけ使用した車両が、業者さんから輸出業者さん、そして現地の業者さんへたどるごとに金額が上乗せされるわけですから、実際にそのトラックを買う段には相当が高額な買い物ではないのだろうか。

ところが、海外では日本で完全に使い終わったような車両を、その2倍、3倍の距離を平気で乗るのだそうです。それだけ日本製のトラックは品質が良くて人気があるということなのです。但し、ここ最近に作られた韓国製トラックの人気もあがっているとか。

日本の車検制度とはまったく異なる環境でも、いずれはエンジンやミッションなどメンテンスの必要が当然あると思いますが、現地でどうように修理しているのか興味がわきます。

111111km

プリウスを使用するようになってから、それまでのRV車はまったく距離は伸びなくなりました。風前の灯状態ですが、たまたま距離計に1が並びました。
111111km。
走行中のため、止まってから撮りましたので行き過ぎてますが。
10年過ぎて、10万キロ過ぎて、愛着が増しているので困っています。

もっとも営業用のトラックは、もちろんこんなものではありません。
業界内で「地場」とよばれる、当社の場合で首都圏範囲の輸送がメインの場合で30万キロから40万キロがひとつの目処でしょうか。長距離用になるとその倍は軽く超えます。
最近はどうしても年数を長く乗る方向にありますので距離は伸びています。それに以前は距離云々よりも、修理費のかさむ故障が代替えのきっかけという事もあったのですが、最近のトラックはよくなっていて、いわゆる「へたり」が少なくなっているのです。
排ガス規制以降、トラックの価格も跳ね上がりましたので、必然的に長く使用せざるを得ない事情もあります。